日本三大祭り
祭りって何だろう
日本の「祭り」とは、もともとは神道や仏教の神さまや仏さまへの奉納を目的としたもの。もっとも、現在ではそれ以上に地域の伝統的イベントとして認識されている場合が多いようです。また、さっぽろ雪まつりや長崎ランタンフェスティバル・ひろしまフラワーフェスティバル・全国のYOSAKOIフェスティバルなどのように戦後になってスタートした宗教色の薄い祭りも少なくありません。
日本古来の民俗では、非日常の場である祭りは「ハレ」の日として認識されていたといいます。全国の祭りをフルに楽しんで、日々のエネルギーを補給しましょう!
日本三大祭りをチェック
日本の三大祭りとされるのは、7月に京都でおこなわれる祇園祭、同じく7月に大阪でおこなわれる天神祭、5月に東京でおこなわれる神田祭(6月の山王祭を神田祭のかわりに数えることも)の3つ(山王祭を加えると4つ)の祭りです。以下に細かく見ていきましょう。
★祇園祭
京都に本格的な夏の始まりを告げる八坂神社の祭り。期間は7月いっぱいですが、7月14日の宵々々山から16日の宵山、17日の山鉾巡業・神幸祭にかけての期間が最大のみどころ。宵山の日には祇園囃子にのった山鉾が市内をまわり、神幸祭では大神輿が荒々しく担がれます(神輿渡御)。2008年の宵山には44万人が集まりました。日本の古都・京都を代表する祭りだといえるでしょう。また、祇園信仰にもとづく同名の祭りは全国各地で見られます。
★天神祭
6月下旬から7月25日までおこなわれる、菅原道真(=天神)にちなんだ大阪の祭り。25日の本宮がクライマックスです。玉神輿が市内を練り歩く陸渡御、御神霊を乗せた御鳳輦奉安船にどんどこ船や御迎人形船などさまざまな船が連なる船渡御は必見。天神祭の本宮は祇園祭の宵山からほぼ1週間後なので、この時期に京阪神に旅行して両方を楽しむのもいいでしょう。また、天神祭に合わせたギャルみこしやドラゴンボートレースなどユニークなサブイベントも魅力的です。天神祭についても、同名の祭りが全国各地で見られます。
★神田祭
5月中旬におこなわれる東京の神田明神の祭りです。5月15日におこなわれる例祭が本来のメインですが、観光客を集めるのは平安装束に身を固めた人たちが都内を練り歩き神事をおこなう神幸祭、および翌日に都内の各町内でおこなわれる御輿宮入でしょう。神幸祭は5月15日に近い土曜日に実施されます。また、奇数年が大祭となっています。
★山王祭
6月15日に例祭がおこなわれる、日枝神社の山王権現の祭り。神幸祭は2年に1度、偶数年に実施されます。江戸時代には神田祭と交互に神輿を江戸城にいれることが許され、天下祭と称されました。